生理が正常な場合の期間や周期

生理の期間が短い原因と治療法について

女性に毎月やって来る生理は面倒と感じている方も多いでしょう。
生理はストレスなどでも周期がずれたり期間に影響が出たりするものです。
ストレスであれば、原因となっていることを取り除いたり、上手くストレスを解消することも対処法ですが、生理の期間が短い場合何らかの病気が隠れている危険もあります。

では、具体的に生理の期間が短いとは、どれくらいの日数のことを指すのでしょうか?平均的な生理期間は3日から7日程度とされています。
生理には体格や体質により個人差があるため平均期間も幅があるものです。
しかし、定期的に生理が来ていたのに、この平均から外れ、2日以下の期間で生理が終わるようである場合は、「過少月経」と呼ばれ、病気のサインである可能性があるため注意が必要です。
しかし、年齢の経過と共に、生理の期間が短くなり、生理のサイクルも乱れるとされています。

そのため閉経が近い年齢であれば、病気などによる生理の期間の変化ではなく、原因は加齢であることも考えられます。
また、10代の場合は卵巣機能が未熟であるため、月経周期なども安定しないこともあるものです。
毎月過少月経が続くのではなければ、数年以内に安定してくるでしょう。

加齢による更年期障害やストレスが原因でない場合、病気のサインである可能性もあります。
また、昨日だけ出血して今日は出血していないなどという場合、子宮や膣の病気による不正出血であることも考えられますが、不正出血は病気である以外に妊娠によって起こる可能性もあります。
妊娠の疑いがある場合は、検査薬を使用したり医療機関を受診したりして確認するようにしましょう。

不正出血ではない過少月経の原因は甲状腺機能の異常によるバセドウ病などの「甲状腺機能亢進症」や、甲状腺ホルモンの分泌が不十分な「甲状腺機能低下症」である可能性や、無排卵月経や黄体機能不全であることが考えられます。
無排卵月経や黄体機能不全をそのままにしてしまうと、妊娠しにくいため適切な治療法を受けるようにしてください。

生理の期間が短い場合の対処法

生理の期間が短く原因が無排卵月経と考えられる場合の治療法は排卵誘発剤を使用し、人工的に排卵を促す方法です。
排卵がないことが過少月経の原因であった場合、排卵を起こすことで生理の期間が正常に戻ることが期待できます。
排卵誘発剤は視床下部や下垂体、卵巣に作用する薬です。
これらの器官に作用することによって排卵に必要なホルモンを分泌させます。

無排卵月経の治療の場合ホルモン剤の投与による治療を並行することがあります。
また、この治療は黄体機能不全の時にも効果があるとされているものです。
ホルモン剤を生理周期に合わせて投与する治療ですが、このように投与するとホルモンバランスを人工的に整えることができます。

このホルモン剤の投与を数か月続けることによって、身体に正常な生理周期を覚えさせることが、この治療の目的です。
生理周期を体が覚えることで周期や期間が安定してきます。

無排卵月経や黄体機能不全の場合、基礎体温を測っていると分かることもありますが、無排卵月経の場合は本来あるべき高温期と低温期がなく体温の変動がないことがあります。
また、黄体機能不全の場合は高温期があっても12日以下になってしまうのが特徴です。
このような基礎体温の状態であったり、病気や妊娠が疑われる場合はすぐに病院を受診して下さい。

しかし、生理はちょっとしたストレスや冷えによっても影響を受けるものであるため、生活習慣の改善で正常に戻ることもあります。
ストレスをため込まず上手く発散したり、ストレッチなどで血流を良くすることや、食事などで体を温めたりしてみると効果があることがあります。

昨日生理が来て今日終わったというと楽だとは思えますが、それは何らかの体の不調のサインです。
放置してしまうことなく医療機関を受診したり生活習慣を改善したりすることで対処するようにしましょう。

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