生理が正常な場合の期間や周期

生理周期は生活習慣によって簡単に乱れてしまいますが、きちんと調整することも可能です。なんとなくで身を任せて生理が始まってしまい、周りと都合がつかなくなったりするのは気分が下がりますよね。そんな生理周期や期間を調整したり正常にする方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。

女性が初潮を迎えてから閉経するまでの間はおおよそ35年ほどだといわれています。
長い人になると40年を超える人も出てきますので、その間にはいつもと違うと感じたり周期が乱れることも出てきます。
生理の周期は人によっても異なりますので他の人と同じではないからといって直ちに問題になるようなことはありません。
正常な範囲に収まっていないと身体に何らかの問題を抱えている可能性もありますので、正しい知識を身に付けることが大切です。

正常な月経の目安とは?

自分の生理が正常なものかどうかを見極める上で一つ目のポイントになるのが周期です。
生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数を生理周期と言い、大体25日から38日までの周期が一般的となっています。
時々それより短くなったり、あるいは長めになるという程度ではそれほど心配しなくても大丈夫ですが、年齢による変化が周期に現れることも少なくありませんので、きちんと記録をつけておくと安心です。

生理の期間には経血が何日かにわたって出てきます。
この期間にも一般的な範囲があり、4日から8日くらいが正常だとされています。
ただし、初潮から間もない時にはまだ安定しておらずすぐに終わってしまうことがありますので、初潮を迎えたばかりの人は過度に期間を意識する必要はありません。
ずっと順調にきている場合でも、心理的ストレスや体調不良などによって変化が見られることもありますので、一時的な変化はあり得ると思っておいた方が良いといえます。

周期が平均の範囲とは多少ずれていても、毎月排卵が起こっていれば心配はいりません。
元々長め、あるいは短めでコンスタントにきているという人も大勢いますが、ホルモンバランスなどの影響もありますので少しずれているからといって対処が必要なわけではないことを覚えておく必要があります。

気をつけておきたいのは、39日以上間があく長い周期を稀発月経と言って卵巣の機能が十分でない可能性があります。
その場合にはホルモンの順調に分泌されておらず、無排卵周期になっている可能性もありますので、基礎体温を測って排卵しているかどうかを調べてみましょう。

逆に周期が24日以下という短いサイクルになっていると頻発月経となり、ホルモン分泌の乱れや卵巣機能の低下が疑われます。
黄体ホルモンの分泌が不十分な黄体機能不全のケースもありますので、稀発月経と同様に一度調べておくと安心です。

期間では8日以上続く過長月経のケースではホルモンバランスの乱れや子宮の病気が考えられますので注意が必要です。
また、2日以内で終わってしまう過短月経なら女性ホルモンの分泌量が少なかったり子宮が発育不全であったり、甲状腺機能異常の可能性もあります。
デリケートな女性の体は閉経を迎えるまでに様々な変化を経験します。

生理における基礎体温の測り方

自分の身体を正確に把握するためには基礎体温をつけることが有効です。
基礎体温というと妊娠したい人や避妊を徹底したい人たちが行うものというイメージが強いのですが、デリケートな女性の身体の変化にいち早く気付くために必要なことです。
正確に測ることができれば、ホルモンバランスの変化を客観的に知ることができ、より健康な身体を作るための対策に役立てることができます。

基礎体温を測ることで分かることとして、次回の生理予定日や排卵の状態、ホルモンバランスの変化、更年期の早期発見、妊娠可能時期、体調の良い時期と悪い時期などがあります。
こんなにもたくさんのことが分かるのは女性の身体がホルモンバランスの影響を強く受けているためであり、正しく測って活用することで快適な日々を送ることが可能です。

基礎体温は安静にした状態で測ることが重要ですので、朝目覚めた時がもっとも最適のタイミングです。
目覚めた時はまだ内部が休んでいる状態であり、安定した結果が得られますのでそのまま体温計を舌の下にはさみこみます。
毎日同じ時間帯に測ることも正しい数値を得るためのポイントですので、毎朝なるべくおなじような時間に起きて測るようにしましょう。

舌の下にはさみこむ時には中央のスジに押し当てるようにします。
動いたりすると体温が変動しますので、寝る前に体温計を枕元にセットすることも忘れてはいけません。
測った後にはすぐに記録をつけ、その時の体調や気分も一緒にメモしておくと後で役立つことがあります。
万が一起床時間がずれてしまっても毎日欠かさず測らなければなりませんので、その場合は時間も一緒にメモしておくことをおすすめします。

数ヶ月単位で様子を見るものであり、まずは3ヶ月程度測って記録を確認することが重要です。
日々の積み重ねによって得られる結果ではありますが、気負いすぎるとプレッシャーになってストレスがかかりますので、楽な気持ちで行うことも大切です。

婦人体温計には色々な種類があって、測定値のみを表示する単機能タイプと自動的に測定値を記憶してグラフを作成してくれる高機能タイプに分かれています。
毎日使うものですので自分で使いやすいものを選ぶようにし、実測式・予測式といった計測時間で決める方法もあります。

初潮から閉経の流れ

人が初潮を迎える平均年齢は12歳前後であり、閉経の平均年齢は50歳前後です。
女性ホルモンの分泌量が7歳から8歳頃から少しずつ増えていき、12歳頃に初潮を迎えることで赤ちゃんを作れる身体になります。
初潮がきてから20歳くらいまではどんどん女性ホルモンの分泌量が増えていき、20代でピークになるのを境に30代後半からは徐々に分泌量が落ちていきます。

女性ホルモンがピークになる頃は妊娠や出産にもっとも適している時期です。
赤ちゃんを作ることのできる時期が過ぎると女性ホルモンの分泌は止まって閉経を迎えるという流れになっています。
更年期が始まってもすぐに閉経となるのではなく、一般的には10年近くをかけて少しずつ女性ホルモンの分泌が減っていくのが普通です。

閉経する頃になると、それまではきちんときていた生理が数カ月おきになったり、1ヶ月に2回くるなどの変化が起こるようになります。
しかし、乱れは周期だけに留まらず、経血量が増えたり減ったりすることがありますし、出血が2週間続くこともあります。
このように生理が不安定になるのは卵胞ホルモンの分泌が安定しなくなるからであり、やがて周期が短くなり、その後は長くなって閉経を迎えることになります。
この間は体調不良に見舞われていつも通りの生活が出来なくなる人が大勢おり、精神的な不安やイライラを感じることも少なくありません。

元々月経前症候群を抱えている人が更年期になると、いつもの月経前症候群の症状なのではないかと勘違いしてしまうこともあります。
月経前症候群の原因はまだはっきりとは分かっていませんが、ホルモンバランスが深く関わっているのではないかといわれています。
症状は人によって異なり、身体症状では倦怠感や頭痛、腰痛、むくみ、乳房の張り、眠気や不眠などが有名です。
精神的症状では情緒不安定になったりイライラしたり、憂鬱な気分になったりします。

更年期の頃に起こる症状と月経前症候群は似ていると指摘されることが多く、実際に自分では区別が出来ないと感じている人も大勢いるようです。
そんな時に活用したいのが基礎体温であり、継続して測っていれば更年期を迎えた変化なのか、通常の生理に伴うものなのかを知ることができます。
ですから、体調が良くても基礎体温はしっかりと測るようにしましょう。

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